基礎なぞ始めました。
ということで冷やし中華並のありふれた一言で始まりました基礎なぞ解説のコーナー。ツイッターの140字では語りきれない部分を補足していきますので、謎解き初心者の方、また謎解き力をアップしたい方は是非参考にしてみてください。
それでは最初の基礎なぞです。
こちらはたくさんのマスにひらがながいくつか書いてあります。しかも矢印は空白部分を指しています。ということは空白部分に何かしらの文字が入るものと思われますが、これはどう考えたら良いのでしょうか?ポイントは縦の列です。ざの列やさの列が気付きやすいかと思われますが縦にあいうえお順で文字を記入していくとちょうどピッタリ文字が一致するのです。これは50音を使った謎で「あ」から順番にひらがなを書くことが出来れば誰にでも解けるという謎なのです。このようなマスにひらがなが複数あった場合はまず50音を試してみると良いでしょう。なお類似の方法でアルファベットが使われる場合もありますので覚えておきましょう。
なお正解はこちら
正解ははじめましてでした。文字通り基礎なぞ新たに始めましたので皆様よろしくお願いいたします。
次はこの問題です。
色がたくさん書いてあってその隣に四角いマス。これの解き方はどうすればいいでしょうか。大抵の場合、左側に色や絵などがありその隣にマスが書いてある場合は、そのマスの数に合うように変換すれば埋まります。つまり色を何かしら変換してピッタリ当てはまる物を探せば良いのです。変換する方法としては日本語→英語、英語→日本語などの方法や、略称、別の呼び方などに変換することが多いです。さて今回はどれが正解でしょうか。
正解はこちら
色を英語にして当てはめればちょうどピッタリ納まりました。ちなみに今回は英訳する必要がありましたが英訳は簡単な英語しか使われない事が多いので、中学生レベルの英語がわかればおそらく大丈夫ですが、わからない人は勉強出来る人に丸投げしてください。あと難しい英語が使われる場合はその公演のどこかで使われている可能性が高いので探すのも1つの手です。
さて5日の問題です。
分数のような数字が並んでいるのですがこれの解き方はどうすればいいでしょうか。実はこれすぐに解くポイントがあります。ポイントは分母が26という数字である事。26という数字が出てきたらほぼ確実にアルファベットを疑ってください。アルファベットがちょうど26文字なのです。(時々ジョーカーを除いたトランプの数が52でその半分が26なので使われることもありますが、、、)
ということでアルファベットをAから順番に数えて当てはめてみましょう。そうするとこのようになります。
ということでNAZO、つまり謎が正解でした。
なおアルファベットを毎回1から数えるのが面倒くさいなぁと思ってる方、いると思いますがいくつか途中のアルファベットを覚える方法がありますので、参考にしてください
・H8(8がHACHIなのでH=8と覚える)
・I9(知能指数のIQとかけている)
・J10(10をJUと書くのでJ=10と覚える)
・R18(18歳未満禁止の略称です。お子様には勧められない覚え方)
・U21(サッカーなどの21歳以下代表の事)
では6日の問題です。
たくさんのひらがなとマスがあります。これの解き方のポイントは縦の列が全部で12あるということです。日本でよく使われる12のものといえば、月、星座などありますが、この頭文字で始まる12のものといえば干支が当てはまります。皆さんは自分の干支はおそらく把握しているかと思いますが、全ての干支を順番には覚えていないかもしれません。ですが謎解き公演では何故か頻繁に干支が出てくることがあり、基礎的な知識として使われることがあります。せっかくなのでこれを機会に覚えてみてはいかがでしょうか。
干支は 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥の順番です。
私は昔放送されていたポンキッキという番組でこんな歌があり、これで覚えました。こういうのを利用すると覚えやすいかもしれません。
正解はこちら
さぁ7日の謎行ってみよう!(書いてて息切れしてきた)
こちらは魔方陣と呼ばれる数字パズルを利用した問題です。こちらはルールにしたがって地道に計算することで間違いなく正解にたどり着ける問題です。ですが計算が苦手な人も多いと思いますので、私の解き方のコツを少しだけ紹介します。
3×3の場合
実は3×3の魔方陣は正解が回転反転を除くと一通りしか存在しません。つまり正解パターンを1つ覚えてしまう事で100%解けるようになります。そして真ん中に159と並ぶのであとは672か834だけ覚えればもう答えは確定です。
4×4以上の場合
魔方陣の解き方は基本的に1から最大の数までを足した数÷列の数が各列の合計になります。4×4の場合、最大の数は16ですから(1+16)×(16÷2)で136になりますので4で割って34が合計の数になります。なんでこの計算方法になるかわからない方は数学の得意な人に聞くかあきらめて魔方陣問題を他の人に投げましょう(もはやアドバイスじゃない)
各列の合計がわかれば1マスだけ埋まっていないところから計算して一つずつ埋めていけば大体の問題は解くことが出来ます。謎解きで出てくる魔方陣は制限時間の関係上、そんなに複雑なものはでてこないはずなので、4×4の魔方陣が完成させられればほぼ問題ないと思われます。
ちなみに奇数の魔方陣は実は簡単な作り方がありますので気になる方は検索してみましょう。
なおこの問題、解くと「答えはよんさん」と出ます。よんさんとは43の事で、さらに魔方陣の3と4を読むというイジワルな問題でした。4は「い」、3は「か」があてはまりますので、答えはイカでした。
ぜーはーぜーはー(次の問題です)
こちらもポリオミノと呼ばれるパズルを使った問題です。謎はパズルとの相性が良いせいかこのようなパズル系の問題が多く出てきますので、パズル雑誌などで解き方の勉強をするのも良いでしょう。なおこの問題は難易度を下げるため回転、反転なしにしておりますが、実際の公演ではマス目も多く、回転、反転する事も多いのでひたすらポリオミノパズルを練習するのみです。解き方のコツは角に入るピースを探すのがおそらく一番早いでしょう。あとは試行錯誤あるのみです。
正解はこちら
さて9日の解説ですがこちらはまた後日、、、
(2017/04/10 1:30追加)
この謎は今まで利用した問題を再利用するパターンのものです。問題文にあるように4/3の謎を確認する必要があります。4/3の謎を確認すると同じマス目の問題がありますので重ね合わせてみましょう。
そうするとちょうど文字がある部分に数字が重なりましたので順番に読んでみましょう。答えは「ひみつ」でした。このようなパターンは公演の中盤以降で使われるケースが非常に多いです。最初の方で解いた問題を再利用して新たな謎にし、別の答えが導き出されるわけです。この問題、ヒントが少なくて解けないなぁと感じたら、今まで解いた謎を見直してみると新たな発見があるかもしれませんのでお試しください。